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こんにちは。あずさです。第三回は、異文化間学会誌に掲載された川口直樹さんを読み、レポートにまとめました。 川口さんのレポートから在日外国人児童の学習成果は先生の指導や熱心さとかかわりがあるということを学びました。 川口さんのアンケートの調査報告によると、
外国人児童と関わっている公立の小学校の先生、中学校の教科担当の先生、中学校の担任の先生と日本語の先生には、それぞれ認識の違いがあるのだそうです。アンケート調査はこの3つの先生を対象に行われました。 その結果、外国人生徒に対して、それぞれ異なった意見を持っている事が分かりました。日本語の先生は、生徒の向上心の低下の原因に将来への不安をあげています。家族が日本に永住するかどうか決まっていない場合、生徒の日本語を学ぶ意志が弱まると指摘しています。家庭の事情が生徒の抱える問題と密接しているということも言えます。教科担当の先生の大半の認識は、滞在が長くなると自然と教科も理解できるようになると考えていて特に注意を払って教えている事はないという結果でした。 日本語の先生は、家庭問題の相談もしている事が多いため、その分日本語の先生の方が他の先生よりも生徒一人一人と接する時間も多くなります。その結果、先生たちと生徒が向き合う時間の違いが生徒の勉強に対する意欲にも影響するとも言われています。 外国人生徒の抱える問題への取組みの一つとして、川口さんは教師間の交流を挙げています。学校の教師間のつながりはもちろん、先生たちが語り合える場も必要とのことです。学校の先生の授業や指導方法などを日本語の先生が把握していれば、生徒へのサポートがより的確になります。また、日本語の先生が生徒の抱えている心理的なストレスや問題などを学校の先生に伝えることもできます。こういった教師間の連携によって、生徒の置かれている状況の理解をすることが可能になるのです。 川口さんは、地域の自治体などのサポートも必要であると指摘していますが、地方自治体の協力が具体的に何を指すのか明確には述べていないところに私は興味を抱き、自分なりにもう一歩踏み込んで考えてみたいと思いました。 それでは、地域としてどういった取り組みを行えばいいのでしょうか。 私個人の意見としては、地域住民の外国人に対する従来の固定概念を一旦捨てて、一人の人間として相手と向き合うべきだと思います。例えば、地域性によっては日本では異文化に対する受け入れる意識が低い傾向にあるように思われます。人は皆同じであるという考えが根付いていて、文化やアイデンティティの違いに気づき、お互いを尊重し合おうという姿勢があまりみられないと感じるときがあります。そのような環境では外国人は暮らしにくいと思います。よりよい街を作るために、外国人の住人と日本人の住民が触れ合える場をもっと設けるべきではないでしょうか。 その一環として、地域の高校生や大学生が外国人生徒の勉強を助けられるボランティア サークル等を作るのもいいと思います。そういった場を設けることで、住民の外国人生徒に対する認識も変わっていくのだと思います。地域に受け入れられることは、外国人生徒やその家族にとっても良い影響をもたらすはずだと思います。 引用文献 川口直樹『在日外国人児童の学業達成に関わる要因の理解』異文化間教育27号 2008:75-86 |