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大成塾は、日本語のあらゆるレベルに対応する寺子屋式個別指導の塾です。初級日本語からアニメで学ぶ日本語、上級は日本語検定1級、日本語科大学院入試準備など、さまざまです。 兄妹で通われている生徒の親御さんから、以下のような感想をいただきましたのでご紹介します。 ***** バイリンガルとは程遠いうちの息子と娘。夫と私のコミュニケーションは、全て英語で成り立っています。夫はいちおう大学の日本語科を卒業しているのですが。そして私たちの友だちは皆アメリカ人。家族同然に親しい周りのアメリカ人に、私も家族の一人のようにとけ込んでいたいという思いから、英語で友だちと話している時に突然自分の子供にだけ日本語で話すというのが嫌でした。自分がどういう親なのかを分かってもらいたかったのです。
結果的に、下手な英語で子供を育てています。また、アメリカにいるのに生活全般を日本語でこなしている日本人の家庭を見て、私にはできないと思いました。経済的に考えても、毎年夏に日本に帰って地元の学校へ入れることなどできません。アメリカに暮らしている子供たちなら、公園で友だちを作ったり、何か訊きたいことがあれば知らない人にでも質問ができるというようなことの方がずっと大切だと思って、日本語の全くない生活でも良しとしていました。 久しぶりに家族そろって日本に帰郷しました。娘が聞いた言葉を何度も唱えたり、真似したりしているのを見て、もしかしたらこの子たちだって日本語を知りたいと思っているのかもしれないと気づきました。子供たちとあまり会話できない自分の家族もちょっとかわいそうに思えました。それで、日本語を教えてみようと私が何度かレッスンを試みたのですがあまり面白そうではありません。どうしたらいいかと考えていた時に、大成塾の存在を夕焼け新聞で見て知りました。子供たちが日本語を少しもできないことに驚かれるようならやめておこうという思いで、初めて金子先生に会いました。先生はこれまで多くの生徒と接してきた経験があり、この先生なら子供の日本語だけでなく私も教育についていろいろなことを教えてもらえそうだと期待して、すぐにお願いすることにしました。 性格も集中の仕方も全く違う二人の子。いろいろ心配はありましたが、頑張れそうなときにはできるところまで頑張ってもらい、息抜きが必要なときは何か楽しめることをさせるという大成塾のスタイルが、無理なく押し付けられることなく学んでいける秘密のようです。それまでは日本語で話しかけると嫌がった子供たちが、今は新しい単語を覚えて喜ぶようになりました。誰かに日本語で話しかけられたら、日本語で一生懸命答えようとします。日本語の本をひとりで読みだしたのには驚きました。少しずつ自信がついているのが目に見えるようです。始めた時は、どんなにできなくても楽しんでくれたら、大学生ぐらいになって学びたいと思ってくれたらそれでいいと考えていたので、私にしてみればものすごい速度で学んでいるように思えます。日本語とは無縁だったうちの子供たちの生活の中で、日本語をまるで花のようにとてもうまく育ててくれている大成塾に感謝です。 ***** この生徒さんたちは最初のころ、自分たちは日本語が出来ないと決め付けていました。その自信のなさからかオドオドしていましたし、親御さんも腫れ物に触るように慎重でした。 上の男の子(8歳)のほうは物静かで優等生タイプ、けれど学ぶことがある意味で他人ごとのようになっていて日本語を自分の意思で話すことはなさそう。下の女の子(6歳)は、自由奔放で、ややもすると指示を忘れて暴走しがち。ふたりのお子さんに、そんな印象を持ちました。 まずお兄ちゃんには、consistency(継続して同じことをすること)とstructure(基本的な枠組みに沿って進めること)を与えました。下のお子さんには、課題の指示は出しましたが、それに固執することなく気が向くままに創意的な時間を過ごしていいことにしました。 下のお子さんの変化が先でした。急に、ひらがな表という一見面白くなさそうなボードを見つめ、「秘密が隠されている」と言ったのです。ひらがな表が系統だっているということを発見したのでした。そしてその規則性について、ボードを指しながら説明を始めました。知っている英単語を日本語に置き換えては、表の文字を指差し「文字の集まりだ」とうれしそうでした。本についても、「本は記号の集まりだけど、読むと意味がある」という発見をし、「さ、本を読みましょう!」と周りを誘いました。 お兄ちゃんのほうも、日本語の本を自ら手に取って、小さな子供に読んであげるまでになりました。お母さんは、お兄ちゃんが自分の意志で誰かの為に何かをしたという自発性と、日本語学習の成果に、「どうして……?」と驚いていました。 こうして学ぶことに自分から興味を持つようになったら、あとは子供たちの潜在能力によりどんどん伸びていきます。 |